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「戦死した二人の兄の教え」

「戦死した二人の兄の教え」

(相田みつを 書家)

 

 

あんちゃんが、「みつをなあ、おまえも来年は最上級学生だな。最上級学生になると、下級生を殴る、という話を、俺は聞いたが、おまえだけは下級生を殴るような、そういう上級生にならないでくれ」「無抵抗な者をいじめる人間なんていうのは人間として最低のクズだぞ」「おまえの足な、足袋に穴っぽがあいてるけれども、ボロな足袋をはいていることは、一向に恥ずかしいことはないぞ」と。「そのボロな足袋をはいていることによって、心が貧しくなることが恥ずかしいんだ、その足袋の穴から、いつでもお天道さまを見てろ」と。「いつでも心は貴族のような心を持っていてくれ」。三つ目に、「貧しても鈍するな」。この言葉の意味を当時、私は分かりませんでしたが、「どんなに貧しくても、 卑しい根性を持つな」ということですね。もう一人のあんちゃんは、こういうことを言いました。「同じ男として生きる以上は、自分の心のどん底が納得する生き方をしろよ」と。

 

 

無抵抗な人間をいじめる者は、人間として最低だ。いつでも心は貴族のように高潔であれ。どんなに貧しくても、卑しい心を持つな。

この教えは日本人が大切にしてきた考え方であり、お兄さんから言われたこの教えがあったからこそ、相田みつをさんは皆の心に残る「詩」を書けたのだと思います。

子供の時には、「勉強しなさい」と言われても理解も納得も出来ませんでしたが、今思えば勉強しておけばよかったなと思えることもあります。

 

先人に言われることは、先人の経験から学んだ大切なことですから、今は理解できなくても大事にすることが重要だと思います。

賢者は歴史から学び、愚者は体験から学ぶ。歴史から学ぶとは、先人の教えから自分を変えていくということなのだと思います。

「そうは言うけど・・・」と言っていては何も変わりませんから「けど」を無くし、「そうだな。こうしよう」と助言に対し素直に行動を変えていきたいですね。

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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