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「四耐四不」

「四耐四不」
(平岩外四 東京電力社長)

“「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁がず、競わず、随わず、もって大事をなすべし。」これは、私が社長になったときに書いてもらったものです。冷というのは、まさにその通りだというのが社長になったときの心境です。社長というのは完全に孤立で、周囲は冷です。また、経営というのは苦しみですし、かつやたらに忙しい。煩わしいことの連続です。そういうのに耐えていかなくてはいけない、ということです。…さらにつまらぬことに腹を立てるな、という。躁がずというのは、調子がうまくいったからといって、はしゃいじゃいけない。競わずというのは、例えば社長と副社長が競争しあったり、あるいは変な喧嘩みたいなことをやるなということ。かといって、なんでもいいなりになっていてはいけない。こういう心得でやっていれば大事ができるんだ、ということです。”

人間はみな、自分の人生の経営者であり、社長ですから、この心得はみんなが覚えておくと良いと思います。
問題の無い人生などありませんから、今、楽だと思っている人は、自分の問題に目を向けていないだけです。
こんなに厳しい人生を、乗り切る方法はただ一つ、「夢と希望」をもつことです。
夢と希望に向かい今を全力で生きるから、今が楽しくなり、一歩ずつでも夢や希望に近づいていく自分を実感して、達成感や満足感を得て、より今が楽しくなっていくものです。

生きたくても生きられなかった先人はたくさんいて、やりたくてもやれなかったことがある先人がたくさんいます。
今の時代に命をいただいたからこそ、簡単に生きられ、選択肢があり、やれることはたくさんあるのです。
それぞれに夢や希望は必ずありますから、それに向かい全力で行動することが、今を楽しくする唯一の方法であり、両親からいただいた命に感謝の気持ちを表す一番の方法だと思います。
それに本当に全力でやれば結果はどうであれ、充実感が得られるものですから、夢と希望を明確にして、しっかりと生きていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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