「心の中に佐渡島をつくれ」

（伊藤謙介京セラ元会長）

“若い頃は隣の芝生が青く見えるものですが、一度思い定めたら、誰がなんと言おうと二心なく貫いていくことが大事です。各々が一つのことをひたすら一生懸命やっていく。そういう心を一つに集約したものが企業であり、企業の業績に結実すると共に、そうやって仕事に打ち込むことは、自分自身のためにもなるのです。我われは目標を設定しても、必ずしも思い通りにいくとは限りません。そうなるとエクスキューズ（言い訳）が出てしまいがちですが、それを自分に許してはならない。“

佐渡島という逃げ場のない場所を自分の心の中につくり、言い訳をして逃げないようにすることが大切だということですね。

自分で逃げ場を無くして頑張らなければ、頑張り切ることが出来ませんし、逃げ場を無くして真剣に取り組むことで、潜在能力が開花し、思ってた以上の成果を出すことが出来るのです。

上手く出来ないことは、それまでの自分の考え方ややり方では上手くいかないということですから、それまでの自分を変えるしかないのです。

それを自分以外の何かのせいにしていたら、成長することはありません。

原因は本来、自分が半分、自分以外が半分だと思いますが、問題を解決するために変えられるのは自分しかありません。

ですから、常に自分に問題があると考え、自分の何かを変えていくことで、問題を乗り越えることが大切なのです。

自分が変われば結果が変わりますし、自分以外も変わっていれば、結果は最高のものになるかもしれません。

着実に自分を成長させ、最高の成果を掴み取れるように変わっていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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