「一流の男の背景には必ず母親からの影響がある」

（堀内政三巣鴨学園理事長・学校長）

“息子が中高校生時代は「鬼ババア」になることです。…子供を育てる、教育するとはどういうことか。それは、「将来の成長のために少しずつ無理をさせる」ということです。これが巣鴨が掲げる「努力主義精神」の神髄ですよ。子供が頑張ってここまでできた。「ああ、よくやったね。じゃあ次はここまでやってみよう。もっとやってみよう」と少しずつ無理をさせる。「ああ、よくできたからもういいよ」では、そこで成長は止まってしまいます。「お母さん、まだやるの？」と子供が弱音を吐いたり泣き言を言ったら「そうだよ」と言う。それが鬼ババアです。…いずれ母は神だったと気づく時がくるんですから。“

確かに、子供は父親の背中を見て育つと言われますが、それを近くで支えてくれる母親が居るから成長できるのだと思います。

家で厳しく躾てくれるからこそ、外で恥をかいたり嫌な思いをすることが減っていき、褒められることも増えていくもので、その中で厳しくしていただいた有難みに気付くときが来るのです。

その日が来るまでは、心を鬼にして鬼ババアになる。それも自分の好き嫌いや気になるかならないかで躾を行うのではなく、「人としてどうか」に徹するのです。

世の中はたくさんの価値観で出来上がっていますから、価値観は人それぞれで良いと思います。

しかし、仕事はお客様の役に立つためにするものですから、お客様の価値観に合わせて行動をしていかないと付加価値は高まっていきません。

自分の価値観は大切にしつつ、周りのみんなに喜ばれる価値観を育てていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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